都市計画・建築

◆住居の耐震対策、市が相談窓口とリフォーム費用を助成

 市民が住居の耐震工事などを考える際に、市川市は相談を受ける窓口を7月から開設しました。「あんしん住宅相談窓口」で、専門家がアドバイザーとなって、住居の防災対策やリフォーム工事などについて、無料で相談を受け付けます。窓口は本庁と行徳支所で、月2回ずつ。予約制で、予約は市の地域街づくり推進課まで。
 さらに、リフォーム工事をする場合に、経費の2分の1を助成する制度も発足しました。助成額の上限は30万円で、対象となる工事は基礎、柱、梁、耐力壁・筋交い補強などの工事。この制度は来年度まで。問い合わせは市の地域街づくり推進課まで。
(2011/08/09)


●退避ゾーンを整備 新年度5ヵ所で整備 狭隘道路対策

 道路が狭い、狭いといわれる市川市。市は、車のすれ違いに苦労する狭隘道路対策として、途中に退避場所をつくって、そこですれ違いができるようにする改善策を進めることになった。去年、試験的に2ヵ所のモデル道路で整備したが、それが「なかなかの評判」。「まごころゾーン」などと名前をつけて、当面は3年程度、継続していくことにしている。(2011/01/15)
 去年、モデル道路を整備したのは北方1丁目と国府台6丁目。幹線道路が混雑しているため、抜け道となったり、ショートカットの近道として使われているが、一方通行とはなっていないため、時々、車同士で鉢合わせが起っていた。
 市の整備結果によると、北方1丁目では「まごころゾーン」の試行整備後の交通量が1.5倍になり、付近住民の6割が賛成する意見。国府台6丁目では試行後には2倍の交通量で、約8割の人が賛成しているという。市ではこの結果に勢いづき、新年度はとりあえず、5ヵ所で整備していくことを決めた。
 この施策の実施目標について、大久保博市長は「まずは来年度から3年くらいやってみて、それから検証していく必要があろう」と説明した。

●第4回景観賞(平成22年度)

 受賞者

 受賞理由

◎学校法人 昭和学院理事長山本 徹
◎株式会社 日建設計

昭和学院新キャンパス計画において、敷地の一部をオープンスペースとして提供するなど周辺環境に配慮した設計を行い、近隣住民に憩いの空間をもたらしました。

◎武田 紀昭さん(行徳芝桜の会・行徳グリン・クリンの会代表)

両会の代表、また個人として周辺の景観整備に対して傑出した活動を行っています。


●広尾防災公園が都市公園コンクールで受賞

 大地震の際の防災公園として今年4月に完成した広尾防災公園が、今年度の都市公園コンクールで「国土交通省・地域整備局長賞」を受賞しました。「造園施工(大規模)部門」での受賞で、表彰式は10月29日に行われます。(2010)
 同コンクールは日本公園緑地協会の主催。供用を開始している全国の公園を毎年募集し、優秀な公園を表彰しています。市川市は、この賞で、平成16年に大洲防災公園が最優秀賞である国土交通大臣賞を受賞しています。047-359-1287


●第2回「市川市景観賞」に6件

 古い建物の保存や良好な景観保全に尽力した市民、団体などを表彰する「市川市景観賞」の2回目の選定が、景観審議会によって行われ、このほど6件が決定しました。表彰を受けたのは、行徳地域で明治初期の建物を保存して活用している田中愛子さんをはじめ5人と、土地区画整理事業を終えた「原木西浜土地区画整理組合」。
 今回の表彰では、行徳地域の民家の修復や復元などで尽力した個人が目立ち、また、大町地域での竹林などの保存を続けている農家が選ばれました。このほか、市南部の流通地域となっている地区での土地区画整理組合が選ばれました。(2009)
 ■受賞者は次の通り(敬称略)
●田中愛子(田中邸の保存)田中邸は旧行徳街道沿いに歴史的建物として保存されています。建物は明治10年頃に建築され、築約130年が経過。田中家では、若い世代に残したいとの思いから、外観などをできるだけ変えないように保存に努めてきました。
●飯塚光永(笹屋うどんの保存)旧行徳街道沿いで保存されています。「笹屋うどん」は安政元年に建てられ、築約154年。当時は行徳の名物として川柳にも詠まれ、江戸名所図絵にも描かれています。行徳の江戸を語る上で、欠かすことができないほど。
●加藤まゆ(加藤邸の保存)明治3年頃に建てられた築約137年の建物。代々大切にして、長年にわたり保存の視点で管理してきました。
●大屋好成・大屋工務店(青山邸の改修工事)大屋好成氏は日本の木造建築の伝統技術の守る活動を全国的に続け、また、行徳地域では歴史的建物などの調査研究を重ね、その継承につとめています。青山邸は、施主の青山恒夫氏が旧行徳街道の面影を後世に残したいという思いから、改修を行いました。
●竹内一雄(竹林等の維持管理活動)竹内一雄氏は市内大町地区で、竹林、栗林、梨畑などの土地を、良好な自然景観を保全するという観点から維持管理につとめています。
●原木西浜土地区画整理組合(土地区画整理による景観等の整備事業)これまで残土置き場が広がっていた原木西浜地域で、土地区画整理事業によって流通業務地域にし、また、周囲に桜を植栽するなど新しい景観を創出しました。


●第1回景観賞 平成19年度

【啓発活動部門】
▼行徳まちづくりの会(代表・丹藤翠)=行徳ふれあい周回路の提案、実施へのプロセス及びその後の提案活動
▼景観マップ作成グループ(田辺保衛、柴田静治、飯島聡子、宍戸一美、新井紅美子、前川由美華、蒋美喬の各氏)=いちかわ景観100選マップの作成
▼行徳寺町周辺景観まちづくり推進会(通称てらまち会、代表・佐藤弘二)=行徳寺町周辺景観まちづくり活動

【建造物部門】
▼横川貞夫さん
 妙典3丁目の建築群による街並み景観形成
 周囲の環境に配慮した複数の建築物を建築し、建物周囲の造園にも力を入れ、地域の景観の向上に寄与。

市川市景観賞……良好な景観づくりに貢献した市民や団体、企業などを表彰する制度。平成19年度(2007)に創設。


●市民が選ぶ「いちかわ景観100選」
 (平成17年11月〜12月に実施、応募数1,136件、うち有効投票数1,102件)

 「市川の景観」を市民のアンケートで募集して選定する「市民が選ぶ景観100選」が決まった。有効票の1,102件に中から、複数票があった80件については、無条件で選出。また、残りについては景観シンポジウムの参加者によって18件が選ばれた。このため、合計では98件が決まった。
 募集のテーマが、自然、歴史・文化、まち並み・建物、生活風景・伝統行事と、広範囲になっていたため、統一感がうすれているものの、概要としては順当なところ。ただ、民間のマンションなど、選定基準の曖昧さもあった。

【いちかわ景観100選】
 江戸川、真間川と桜並木、中山法華経寺、じゅんさい池緑地、里見公園、動植物園、行徳近郊緑地と野鳥観察舎、葛飾八幡宮と千本イチョウ、国府台斜面緑地、東京湾三番瀬
 弘法寺、大町自然観察園、クロマツとまち並み、真間山、文学の道(桜土手公園)、行徳寺町周辺のまち並み、行徳駅前公園、行徳橋、常夜灯
 行徳街道、行徳神輿とまつり、納涼市民花火大会、梨畑と梨作りの風景、メディアパーク、市川霊園のイチョウ並木、宮内庁新浜鴨場、白幡天神社と湯の花祭、ニッケコルトンプラザ。堀之内貝塚公園
 八幡やぶしらず、姥山貝塚公園、行徳寺町通り、高円寺と藤まつり、こざと公園、文化会館とプロムナード、妙典駅周辺、国府台辻切り、新行徳橋、曽谷貝塚
 大門通り、手児奈霊堂、手児奈伝説と祭り、福栄スポーツ広場、歴史博物館、市川七中と行徳文化ホールI&I、北国分駅周辺、行徳の海苔作り、現代産業科学館、小塚山公園
 曽谷小学校前の桜並木、徳願寺、子之神社、湊新田胡録神社と祭礼、妙典公園、愛宕神社のイチョウ、小川再生ふれあい農園、駒形大神社、権現道、国府台スポーツセンター
 筑波大学聾学校内のケヤキ、中江川の桜並木、中山参道沿いの商店、原木山妙行寺、東山魁夷記念館、平田緑地、ホタル、湊水神宮と祭礼、南行徳公園、湯浅四郎樹商店
 芳澤ガーデンギャラリー、和洋女子大学、押切稲荷神社のイチョウと祭礼、善照寺、水木洋子邸、行徳駅前商店街の賑わい、大野町の斜面林と水田風景、木内ギャラリー、万葉植物園、市民まつり
 市川パークシティ、大町梨街道、京成線沿線の風景、市役所本庁舎、原木中山旧道周辺、本八幡駅周辺、大町竹内邸の竹林、江戸川沿いの桜並木、フィールドアスレチック、国分こいのぼりフェスティバル
 年越しの風景、春日神社(妙典)、国分寺、真間の継橋、妙覚寺のキリシタン燈篭、真間山弘法寺からの街の眺め、里見公園からの江戸川・東京の眺め、新行徳橋からの眺め(=以上、98カ所)