大野町4丁目の斜面林  

 

●秋の朝、都心の空にかかる虹

 毎朝、東京方面の空を見るのが習慣になっていたが、この日の朝には珍しくびっくりさせられた。ご覧の通 り、都心の空に、それはそれは大きな虹が架かっていたのです。
 夏が過ぎて秋にかかろうかという9月上旬。前夜にやや強い雨が降っていた。『虹』といえば、夏の空。夕立ちが過ぎて、急に晴れる空に架かるとばかり思っていた。しかも、都心の空には架からないとも思い込んでいたのが、この日の空にはすっかり裏切られたのです。
 この虹は、まもなく消えた。この次、虹を見られるのはいつになるのだろうか。そんなことを思わせる一筋の虹だったのです。(2017/09/25)


●歴史偲ばせる4基の石碑

 市川の北部、JR市川大野駅の北側の丘の上にある、この地域の共同墓地。その一角に、4基の石碑が建っている。定期的に掃除されているらしく、きれいに保存されている。左が庚申塔、中の2基は宗教的なもの、一番右が江戸時代の道標で、最も小さい。
 なぜ「江戸時代」か―― 。他の石碑は文字が不鮮明か、年代がわからないのに対し、この道標には「安永丙申五年十月」(1777年頃)という文字がくっきりしていたからである。さらに、表面 に「東 舩橋道」、裏面に「西 松戸道」、左には「左 行徳道」、右には「右 金ヶ□(1文字不明)道」と、現在でもわかる地名が刻まれている。
 ここからは拙い推理。おそらく、この4基の石碑等は元々他の場所にあった。それを何らかの理由で、ここに移設して安置した。道標は江戸時代からの道の、どこかの十字路か曲り角に立っていたもので、道の拡幅かなにかで、ここに移された。石に刻まれた4つの地名が交差する場所、果 たしてこれはどこか 。(2017/07/01)


●桜の木陰、ブロンズも涼しげ

 花の季節の変わるのは、とにかく早い。ひと月もすれば、初夏の花々はすっかり夏の色合いに変わっている。
 春、桜の花で満開だった真間川ぞいの並木は、深い緑のおおわれている。その下で、静かにフルートを吹くブロンズ像。
 市川市名誉市民にも選ばれている彫刻家の故大須賀力の「回想」。国道14号と真間川が交差する八幡1丁目の一角に、今から25年も前の平成4年に設置された。 桜の大木が日差しをさえぎり、像もどこか涼しげだ。
 かつて、市川市内では駅前や公園などに彫刻やブロンズなどを設置する施策がとられた。じっくり鑑賞する人たちは少ないかもしれないが、どこの場所も思わずほっとさせられるスポットである。(2017/06/04)


市役所の本庁舎建設が始動へ

 市川市役所の本庁舎の建設が本格的に始動する。現在の本庁舎業務は今年4月から完成まで、南八幡で建設中の第二庁舎で業務が行われる。
 現在のメインの第一庁舎(写真左と中央)は昭和34年の建築。老朽化がどんどん進んでいるほか、大地震に対する強度が不足している。また、京成線側の第二庁舎も昭和46年の建築で、強度不足が目立っている。
 新庁舎の完成は平成32年の予定。3ヶ月後には取り壊しが始まる。
(2017/01/12)


2017年の夜明け

 2017年が明けた。
 今年はどんな年になるか。
 この朝の日の出のように勢いよく輝く一年にしたいものだ。
(2017/01/01)


冬の空、冬の雲

 冬の空。雲一つないという快晴も気持ちいいものだが、暗雲たれこめる空もなかなかだ。
 市川の北部から西を望む。上空の雲の切れ間には一瞬の青空、その下には冬とも思えない厚い雲、その向こうは雲が完全に切れている。おそらく、このあとは、冬の夕焼けがみられるのだろう。
 今年ももうすぐ終わる。
(2016/12/24)


静かなる長田谷津の池

 市川市の最北端、大町自然公園にある小さな池。風のない晩秋のとある日。少しずつ色づき始めた樹々の枝や遠くの四阿を水面 に映し、静かな風景をつくった。カワセミが飛来する池として、かつては多くのカメラが並んだこともあったが、今は一台も見かけない。
 この日は、紅葉の名所、もみじ山が開放された初日で、紅葉にはまだ早かったが、もみじ山を南から北に抜け、大町公園へ向かう階段を降りたら、偶然にもこの光景に出合った。
 忘れられない一枚となった。
(2016/12/02)


今年も健在、イチョウの参道

 市川ではあまりにも有名な葛飾八幡宮のイチョウの参道。ついこの間までは緑だったイチョウの葉は、すっかり色づき、早くも落葉しているものも。例年、この時期は最高のシャッターチャンスで、訪れるカメラマンも多い。欲を言えば、写 真の構図がほぼ決まってしまうのが、難点であろうか。
 鮮やかに黄色に染まったイチョウの木々、参道を埋めるほどの落葉、朱色に端座する随神門。 本殿の奥には、国の天然記念物に指定されている大銀杏もそびえており、まさに、市川を代表する景観といえよう。
(2016/11/19)


今年の初秋は長雨ばかり

 雨や雨模様の日が8月下旬から続いている。台風が幾つも上陸・通過していって、南から北まで日本各地が被害に遇い、亡くなった人たちも少なくない。
 市川は過去、豪雨があると、川の水がたちまち溢れてしまう街であった。真間川周辺、大柏川や国分川の沿線は北の隣町や高台から水が流れ込んで、水浸しになった。
 そこで、考えられたのが途中で水を溜める池である。写真は大柏川調節池、通 称「北方遊水池」と呼んでいる貯水池である。手前が大柏川、堤防のような護岸は「越流堤」で、川の水位 が高くなると、水がここから向こうの遊水池に流れるといった方式である。
 流れ込んでいる様子はまだ見たことがないが、おそらく、激しい雨の中で、川が濁流となって流れるであろうと想像できる。ただ、こんな機会はなくてもいい。おそらく、周辺の道路や住宅地はいたるところで、冠水しているであろうから。 (2016/09/24)


9月の空、真夏に逆戻り

 9月5日。朝、西の空にはいわし雲が浮かんでいた。ところが、暑い日中を過ぎたら、東の空にはごらんの通 り、夏の雲が次々と生まれてきていた。こんな雲の下ではおそらく酷い雨がふっているだろうな、などと考えながら、シャッターを切った。
 今年は9月に入っても猛暑が続く。連日30度超えで、残暑といったなまやさしいものではない。朝、新聞で天気予報を見ておくが、最近では当たったことも少ない。「いつ、どこで、雨が降ってもおかしくない」といったテレビなどの“予報”では、なんの参考にもなるまい。電話と同じく、いつでも雨傘と飲み水を携帯することが、とりあえずの自衛の策だろうか。(2016/09/05)


青空にのびる黒松の立ち姿

 白い雲が点々と浮かぶ青空に向かって、すっくとのびる黒松の巨木。どの松もやや右、北方向に傾いて立つ。市川の黒松は、ほとんどが南風を受けて北に傾く。長い歴史の市川らしい風景である。
 ここは八幡6丁目、冨貴島小学校の校庭脇。手前は工事中の都市計画道路。生育している松は、数えられるもので12本あった。市川では、かつてこんな黒松の風景はあちこちでみられ、市の樹木に指定された。
 ただ、よく見ると、ここの松も右手前と左奥は枯れ始めている。おそらくこのままでは危険状態として、伐採されることになろうか。 (2016/07/20)


薮がつくる夏の木陰

 空は梅雨があけたかのような青。市役所の前にある「八幡の不知薮」が陽射しと照り返しを和らげてくれる。ここに入るとほっとするのは、私だけではないだろう。
 その昔は、もっともっと深い森だったとか。伝説や言い伝えがいくつも残っている。今は、前の国道を車がびゅんびゅんと走り過ぎていくが、こんな風景、頑固に残そうとしないと、残っていかないのかも知れない。
(2016/06/18)


曇り空、伸びやかに咲く紫陽花

 天気予報では、日本列島、西から関東地方まで「梅雨入りした」そうです。梅雨には紫陽花……晴れた日にはあまり冴えない色の紫陽花の花も、曇りや雨模様になると、たちまち鮮やかな色になるから、紫陽花は不思議な“色素”をもっているようです。
 本北方2丁目の「ささ舟公園」。ここに植えられた紫陽花が、このところ、一気に花を開きました。まだ若い株ですが、せいいっぱい伸びやかに育っています。1年に一度、この季節にだけ、注目をあびる紫陽花。大きな群落をなす花も壮観ですが、街かどにひっそりと咲く紫陽花もまた趣があるものです。 (2016/06/06)


●変貌とげる本八幡駅前

 2016年もあっという間に一ヶ月。西日本を襲った大寒波も峠を越えたが、冬はまだまだ続く。
 JR本八幡駅前で行われていた都市再開発事業は5階建てのビルが昨年完成して、ひと段落を迎えた。南側からは見えづらいが、北側の京成八幡駅から振り返ると、高層ビルがヌーっと聳えている。手前はスーパーや大手家電店などが入居した商業ビル、左が京成電鉄の本社ビルだ。
 この再開発事業で本八幡周辺がにぎわいをみせるかどうか、関係者の期待が高まっている。 (2016/01/26)


●それぞれの“今年”を祈願

 1月とは思えないほどの暖かな穏やかな正月が、あっという間に過ぎ、日常の生活が戻ってきた。
 「茅の輪くぐり」 という行事で知られる八幡4丁目の葛飾八幡宮には、正月三が日多くの初詣で客が訪れ、拝殿前に設けられた「茅の輪」をくぐってから、手を合わせていた。ただ、参道の出店はめっくり少なくなった。行事のたびに並ぶこの種の出店が近年、どこの神社仏閣でもどんどん減少している。
 境内では「スマホ」呼ばれる携帯電話を片手に、談笑したり写真を撮ったりする光景が、目立っている。このスマホという道具には、もうカメラもノートパソコンも、かなうまい。そういう時代に突入したようである。 (2016/01/05)