大野町4丁目の斜面林  

市川の自然 

 

●うだる暑さに立ち向かう?百日紅の花

 7月から連日のように続く猛暑。埼玉、栃木、群馬など近隣他県に比べると、まだまだましな市川市だが、それでもこんなに続くと、身体にはこたえる。
 夏の花木の代表格の百日紅。ここは大柏川沿いの本北方2丁目の小さな空き地。やはり暑さには強いのだろう、満開の花を咲かせてくれた。今年は何となく鮮やかさがないような。それでも、暑さに正面 から向かっているような気がする。
(2018/08/07)


●樹木鬱蒼、大町自然公園

 梅雨入り。市内の最北部の大町自然公園。かつて、市が取得した頃は、尾瀬の木道のような雰囲気だったが、その後、樹木がどんどん生育。所によっては鬱蒼となっている場所もある。
  人間の手が入らない自然の変遷。このように変化をたどって、やがては深い森林になっていくのだろうか。(2018/06/21)


●まだまだ見頃?紫陽花の花

 市川も梅雨に入った。6月中旬は雨模様。本北方2丁目の「笹舟公園」の紫陽花は、ご覧ととおり満開だ。(2018/06/15)


●雨上がりの新緑

 何日か続いた「春の嵐」が過ぎ去った5月中旬の日。新緑の斜面林はきらきらしていた。
 北総台地の代表的な景観。台地と台地に挟まれた谷に住宅が建てられ町ができる。両側の台地の斜面 には様々な種類の樹木が生育する。この季節、斜面林は新芽や若葉がぐんぐん成長する。激しい雨に洗われた新緑は濃淡がきわだっていた。樹木に詳しい人なら、どんなに楽しい景色だろうか。
 丘の上の小学校からは音楽の演奏が聞えてきた。(2018/05/11)


●斜面林に満開の藤

 薫風の五月。各所で春の花が咲き乱れている。五月上旬はなんといっても藤の花。藤の巨木では宮久保4丁目の高圓寺がよく知られているが、そこにほど近い斜面 林に、いときわ大きな藤の大木が他の樹林に混じって、鮮やかな紫を咲かせていた。木々が密生しているため、藤の幹は判別 できない。大きな道路から少し入った、宮久保の小道のさらに奥。春爛漫を思わせる風景だ。 (2018/05/02)


●市内あちこち 満開の桜 

 ソメイヨシノがあっという間に散り去って、今度は濃い桃色のサクラが満開。ここは本北方の大柏川沿い。数本しかないサクラだが、しばらくは楽しませてくれそうだ。(2018/04/03)


●市内あちこち 満開の桜 

 市川にもようやく春が来た。真間川の桜並木も全体では五分咲きほど。これから月末にかけて、あちらこちらから満開の便りが届きそうだ。(2018/03/26)


●里見公園の遅い秋

 期待していなかった風景との出合いは、得した気分になるものだ。
 師走も半ばのある日、江戸川から里見公園への階段を登り切ると、その先にあったのは紅葉だった。かつて江戸川区から移築された詩人、北原白秋の住居「紫姻草舎」の周囲の数本の樹木が、赤や黄色に色づき出迎えてくれた。
 白秋は31歳のとき、真間の亀井院に移り住んだ。3歳年下の女との同棲だった。その頃の白秋は複雑波瀾の私生活を送っていた頃で、静かな生活を求めてのことだった。真間での生活も1年余りしか続かず、江戸川区に転居していった。
 その転居先で住んでいたのが「紫姻草舎」。質素な住居をとり囲む“季節はずれ”といってもいいほどの秋の風景。幾本かの樹々は落葉寸前の最後の姿を見せてくれたようだった。(2017/12/14)


●深まる江戸川の秋

 秋も深まったとある一日。久方ぶりに江戸川に出掛けてみた。
 陽射しは強かったものの、川面を吹き抜ける風はすっかり秋の気配。水はやや濁っていたが、川岸には樹木や低木や草花が生い茂り、はるか遠くには鉄橋や道路橋、市川駅前の高層ウマンションがニョキっと見える。
 左手の緑濃い林は、里見公園とそれに連なる国府台の斜面林で、市川のシンボル的景観だ。東京の東隣で、こんな、手つかずのような自然は珍しい。遠い将来にまで、残せるだろうか――市内のあちらこちらで、自然が急減していく中で、そんな不安がよぎる。(2017/10/22)


●初秋、道端に菊の花

 実はこの花たちを見つけたのは、夏の盛りだった。八幡5丁目の上境橋の袂。初めは、地面 に貼り付いている紫色のタンポポに似た花だななどと考えを巡らせ。写 真を撮った。自分だけで「青いタンポポ。新種だ」と。
 よく見ると、この花たちはそこら中に咲き広がっていた。およそ10メートルほど。まだまだ土の見える箇所もあって、花の絨毯とはいかないが、これから環境がゆるせば、いずれ広い花畑になるのではあるまいか。
 あとで、図鑑を見てみると、どうも、『マツバギク(松葉菊)』という種類らしい。葉が松のように細く、花が菊のようである。新種でも何でもなかった。ただ、これから毎年、ここを見るのが楽しみになってきた。
(2017/09/07)


●春の可憐な草花、咲き誇る

 市川市万葉植物園――JR武蔵野線市川大野駅から徒歩数分。階段を登った小高い丘の上にその園はある。万葉集に登場する古来からの草花を育成、観賞する植物園だ。
 春一番の4月初めからの花が咲き終わり、今は春の第二弾のピーク。ご覧のように、色鮮やかな花が咲き始めている。数は少ないが、種類が豊富。カメラを下げた愛好家も多いという。 一つ一つに名札と説明が丁寧に書かれているので、不馴れで苦手の人でも楽しめる。

 これから秋口まで、季節季節の草花が咲き始める。お好きな方はぜひどうぞ。
(2017/05/10)


●おお、こんなところに菜の花が

 新緑の季節。樹々や草花が芽吹き出す季節。市川の大柏川上流では、ご覧のとおり、川の両側が菜の花の群落でおおわれる
 いつ頃からだろうか。緩やかに蛇行する川岸に上流からの土砂がたまり、その上に菜の花が根づいた。この風景がえんえんと鎌ヶ谷市境まで 続く。
 もちろん、川の治水上はよくないのかも知れない。ただ、千葉県での菜の花の風景は、なぜかホッとさせられるから、不思議だ。
(2017/04/25)


●桜が終わり、サクラが始まる

 市内の桜、ソメイヨシノは意外に長く花を楽しませてくれ、昨日の大雨であっという間に葉桜と化した。続いて、花を咲かせたのが八重桜や山桜の仲間。市内のところどころで、満開の姿を見せている。
 写真は南大野2丁目の遊水池のほとり。幹はさほど太くはないものの、たくさんの花をみせてくれた。しばらくは楽しめそうだ。
(2017/04/18)


●桜、満開

 このところの寒さで、“桜の命”が延びている。八幡1丁目の真間川脇の小さな公園。ソメイヨシノの大木が幾本も植えられているが、冷たい雨に花びらが必死でしがみついているようにも見えた。(2017/04/12)


● 早春の遊水池

 梅の花が終わり、桜にはもう少しという頃。朝夕の気温は春になったり冬に戻ったりしているが、春は確実に近づいている。
 北方町4丁目の北方遊水池では、一面冬枯れだった草木が少しずつ芽吹き、春の花の代表格、オオイヌノフグリが水色の小さな花を咲かせ始めた。すでに小さな群落を作っている場所もあった。
 日中の気温が10度を超え始め、陽射しは暖かさを増してくる。遊水池の生き物たちにも、ようやく春が訪れている。
(2017/03/09)


● 蕾み開く梅の若木

 いたって月並みな書き出しだが、季節のうつろいは早いものである。新年をついこの間に迎えたと思ったら、もう2月。ひと月があっという間に過ぎ去った。
 八幡5丁目、道路脇に植えられた梅の若い木が咲き始めた。早咲きの梅の仲間であろうか、桃色が鮮やかだ。これから3月、4月にかけて春の樹々があわてて咲き始め、人々の気持ちも浮き立つ季節となる。
 穏やかな冬の一日。ベビーカーを押していたお母さんが「梅の木があるね〜」と乳児に話しかける光景に、ホッとさせられた。
(2017/02/11)


深まる街の秋

 秋が深まった。北関東の山々からは紅葉の便りが急に届くようになり、また北海道ではもう大雪だそうである。首都圏では著名な日本庭園などの樹樹が色づき、優雅に秋を楽しむ人たちが増えてきた。
 市川の近所の公園では、落葉樹が様々な色を競い合っている。中でも黄金色、一色に染めている巨木があった。澄んだ夕陽をいっぱいに浴びて、金色はますます輝いて見えた。時折吹く強い風にも、枝に必死にしがみつく葉たち。自分の身をまもるため、これから少しずつ落としていって、季節は冬を迎える。 (2016/11/08)


紅葉始まる桜の大樹

 春にはあんなに待ち焦がれていた桜も、秋にはさっぱり。しかし、今の季節、桜だってせいいぱい“紅葉”するのです。
 ここは真間川中流域、国道14号線の境橋付近。大振りのソメイヨシノは、枝いっぱいの緑の葉の中に、色づき始めている葉があちこちに混じってきた。確かに全体で見ると、きれいとはいえない。このまま樹木全体が紅葉すれば注目されるのだろうが、桜の場合、この頃から落葉も始まり、急に寂しくなる。
 桜の葉がすっかり落ちる頃、市川の北部の山林では、本格的な秋を迎える。(2016/10/23)


緑のトンネルを抜ける風

若葉の季節。市内最北部の大町地域。秋になると梨の出荷で大忙しの地域は、今、新緑に包まれている。
市川市の子どもの宿泊学習施設、少年自然の家から大町の国道を抜ける直線道路。左右はケヤキの大木、その周りは下草や蔓が茂り、はるか向こうにぽっかり空いた出口。「緑のトンネル」という比喩はあまりにも平凡だ。
 この道は学校の野外学習などで、多くの子どもたちが歩いた。大人よりも子どもたちに馴染みが深いのではなかろうか。 (2016/05/09)