〜2004年版〜

■市民が選ぶ市民活動 助成団体の応募が増加

 昨年から実施されている市民活動団体に、市民の納税額の1%で支援する「市民活動支援制度」で、今年は99の団体から申し込みがあった。昨年より16団体増加した。
 99の応募団体のうち、新規の応募は37団体。継続が62団体だった。内訳では、NPO法人が27、社団法人が2、実行委員会が3、スポーツ団体が7で、その他任意団体が60を数えている。
 申請額の最も大きいのは、いちかわ市民ミュージカル実行委員会で150万円、次いで、NPO法人かぼちゃが138万円、ショコラ・ヴィルトオーゾ・ジャパンが136万円で、申請額の総額では2,500万円余りにのぼる。(2006/02/14)


●旧山古志村の地震被災地に、映画上映の収益金を寄付
 災害ボランティアである「I(あい)セーフティ」の主催で、11月23日に上映された新潟県・旧山古志村の手掘りトンネル「中山隨道」をテーマにした記録映画『掘るまいか』。その入場料収入の大半が、新潟中越地震で被災した長岡市の社会福祉協議会に寄付された。寄付金は、49万1,000円余り。12月18日に、上映実行委員会(小泉勘一委員長)のメンバーが、同協議会の山古志支所で、関係者に手渡した。
 Iセーフティは、新潟中越地震で大きな被害を受けた旧山古志村の復興支援映画『掘るまいか』の上映を計画。準備を重ね、11月23日に市民会館で2回上映した。映画は、冬の間、大雪で陸の孤島となってしまう旧山古志村で、村人が戦前から戦後にまたがって、10数年をかけて、村人の手だけで掘り進めたトンネル(隨道)の完成までの記録映画。映画は、地震の起きる前に完成していたが、地震によって、一躍脚光を集めた。地震の復興のために、各地で、支援上映活動が行われている。
●「市川大好き人の会」が3回目の文化祭を開催
 市川のいいところを発見したり楽しんだりしている「市川大好き人の会」が、3回目となる「文化祭」を、9月23日から25日まで、八幡地域の市民談話室とフリースペース圓で開く。今年は歌手のさだまさしさんのファンクラブの会員やレコードコレクターが「さださんと市川」についてエピソードなどを語ってくれたり、「市川と縄文」として博物館館長が縄文人の暮らしを解説、最終日には市川在住の声楽家の須田節子さんが「日本の唱」を披露する。入場観覧は無料。047-333-3777
 9月23日にフリースペース圓(八幡4-8)で行われる「さだまさしと市川」は、かつて市川市新田に住んでいたさださんにまつわるエピソードを、ファンクラブの鈴木卓治さんが語ってくれる。また、レコードを収集している渡辺豊治さんが「さだまさしアルバム」を紹介してくれる。午後1時と午後5時から。会場にはカメラマンの田中修さんが撮影した往時の市川の風景写真を展示する写真展も開かれる。写真展は23日から25日まで。
 24日には「いま縄文が面白い!」というテーマを立てて、考古博物館の堀越正行館長が「古代の縄文人の暮らしぶり」を解説する。市民談話室で午後1時30分から。また、会場には市川で発見された縄文式土器(レプリカや写真)と今年のイベントで制作した土器を展示して、楽しんでもらう。展示は24日まで。
 最終日の25日はフリースペース圓で「須田節子コンサート」が開かれる。午後4時半から。
●ガールスカウト千葉県第55団が環境省から表彰
 
市川を中心に活動を続けているガールスカウト千葉県第55団が、環境省の地域環境美化功績者で表彰を受けた。6月14日にその報告で市長を訪問する。
 ガールスカウト千葉県第55団は、昭和53年から、市川駅前の花壇の植栽や管理など、26年間にわたって環境美化の活動を続けてきた。また、空き缶等クリーン作戦にも積極的に参加している。昭和60年には地域環境功労者で千葉県知事から感謝状を受けている。
 環境省の表彰は6月6日、東京千代田区のパレスホテルで行われた。

●市民活動への支援、集計結果まとまる
 納税者である市民が、納税額の1%を市民活動の支援のために指定できる――として、新年度の目玉施策として注目されている「市民が選ぶ市民活動の支援制度」の集計結果がこのほどまとまった。5月10日に締め切られ、選択した有効届出数は5,557人となり、税額にして約1341万円となった。市では団体別の選択結果も公表した。

 納税額の1%を市民団体の支援にまわすという選択をしたのは、約6200人だったが、そのうち有効だったのは5557人で、この数は納税者の2.5%だった。また、このうち508人が基金を指定した。

 支援制度を申請した団体は81団体あり、その申請額の合計は2690万円。これに対し、今回の指定の合計額では1240万円だった。また、交付する助成が活動費の2分の1のため、さらに少なくなると試算される。
 81団体のうち、最も多く指定を受けたのは「市川ジュニアBリーグ」で、414人から指定を集めた。次いで、「すがの会」が195人、「市川手をつなぐ親の会」が170人、「NPO法人市川おやこ劇場」が159人、「明るい社会づくり市川・浦安協議会」が157人、「市川市グランドゴルフ友愛会」が149人、「NPO法人ホームレス自立支援市川ガンバの会」が142人、「市川三番瀬クリーンアップ大作戦実行委員会」が135人などだった。
 予定金額の合計では、「市川ジュニアBリーグ」が約82万円、「すがの会」が約58万円、「稲荷木イーグルス」が約49万円、「市川青年会議所」が約45万円、「市川三番瀬クリーンアップ大作戦実行委員会」が約44万円などだった。


●平和への祈りを込めて「未来像(みきちゃん)」除幕式
 市川市ユネスコ協会が、地球の平和や未来の平和の祈りを込めたブロンズ像を、大和田小の角のポケットパークに設置することになり、その除幕式が5月9日行われる。
 像の設置のきっかけとなったのは、およそ20年前に起こった平和を願う桜の植樹の運動。アメリカとソビエトに桜を植樹するため、市民の募った募金運動だった。当時結成された実行委員会がソビエトのナホトカとアメリカのガーディナを訪れて、両市に桜を植樹した。市川市内では大和田小の校庭に植えられた。しかし、その後、この運動がすっかり忘れられていることから、当時活動にかかわった市川市ユネスコ協会の畝本昌介会長の思いで、実現の運びとなった。
 像の製作は彫刻家の渡辺成良さんが手掛けた。同協会の名誉会長でもある千葉光行・市川市長や多くの賛同者が協力の手を寄せた。