オペラの楽しみ方……定期的に公演されているオペラ鑑賞会

文化芸術 過去記事

市川市民芸術文化賞

●荷風の暮らした市川 特別展開催中

 文学ミュージアムの開館記念として、市川ゆかりの作家・永井荷風をテーマにした特別展が開かれている。昭和21年から亡くなる同34年まで、市川の菅野や八幡で暮らした荷風は、市川やその周辺を頻繁に散策して、日記「断腸亭日乗」をはじめ、多くの作品に残している。今回の特別展では、日記の元となった手帳などのほか、筆記用具、数多くの写真、背広やちゃぶ台なども展示されて、荷風の当時の生活ぶりまでも紹介している。特別展は10月14日まで。詳細は047-320-3334。(2013/08/17)


●文学ミュージアム、待望のオープン

 文学プラザと映像文化センターを統合させた「市川市文学ミュージアム」が7月20日、生涯学習センター(鬼高1丁目)にオープンした。市川にゆかりのある作家や詩人のほか、脚本家、評論家、写真家、映像関係者らを紹介していく。通常展示フロアでは、脚本家の水木洋子、演劇の井上ひさし、小説の永井荷風、詩歌の宗左近ら、文芸の小島貞二らの作品や資料が展示され、タッチ式のモニターで、映像でも紹介する。また、年間を通して、講演会や講座などを予定。開館記念として、市川の八幡が終焉の地となった永井荷風の特別展が10月14日まで開催されている。(写真は7月19日に行われた内覧会)


●早春の陽ざし浴びる 水木洋子邸

 その住居は、市川市役所から北東へくねくね道が続く閑静な住宅地にある。質素な木造平家建てで、南側は芝の庭が広がり、様々な種類の草花や樹木が植えられ、寒いながらも、早春の陽光が降り注いでいる。
 その庭に面した書斎で、水木洋子さんは戦後、「ひめゆりの塔」「浮雲」「裸の大将」など挙げれば際限なく続くほど数多くの映画やテレビの脚本やシナリオを手がけ、昭和の映画界では屈指の脚本家として知られている。水木さんは自宅や自筆原稿、遺品などを、長年暮らしてきた市川市に寄贈することにし、1997年に市川市と契約していた。その6年後の2003年4月、逝去した。92歳だった。
 その後、水木洋子市民サポーターの会が組織され、住居の清掃や遺品の整理などを行うとともに、水木さんの関連イベントや住宅の一般公開が定期的に行われている。折しも、今年、没後10年を迎える。(2013/02/22)