昭和33年10月(5号) |
【裏面】 私学の強み 校長 古賀米吉 文明国の中でも、文化の進んだ国ほど、私学は発達する。日本の中でも、文化の進んだ地域ほど、私学は発達している。文化人のすくない所に、私学が発育成長したためしが殆んどない。 昭和32年の校舎全体。創立20周年記念に撮影されました。 ◎学園運動部大活躍 本年は各運動部の当り年、主なところを御紹介いたします。 ◎お願い 来年3月高校及び中学予定者の中に就職を希望する生徒があります。諸兄の御知り合いで、求人される方が御座いましたら、何卒御世話下さいますよう、よろしく御配慮の程、御願います。 33年度学園入試 高校は募集人員150名に対し、志願者は834名で、競争率は約5.5倍となり、昨年の4.6倍を上回るものだった。 ◎33年度大学進学 東大2、東工大、東北大、教大各1、千葉大6、早大10、慶大6、中大14、明大26、法大9、日大13が主なところ。 本学園は目下発展の一途を辿っております。教育内容の充実はもとより、校舎及び県下有数の体育館の新築、更には便所は全て水洗式にする等、諸設備も一段と整い、今や一大学園へと成長いたしました。これも校長先生始め諸先生、及び諸兄各位による常日頃の御協力の賜物と心より感謝いたしております。何卒今後も一層の御支援の程お願いいたします。 |